こんにちは!
兼業トレーダーの斎藤まさるです。
今日はFX初心者だけど面倒くさがりなあなたにおすすめの「1分足面倒くさがりスキャルピング手法」を伝授したいと思います!
ちなみに、最低でも下記の知識が必要なのでわからない人は↓の記事も読んでくださいね。
1分足面倒くさがりスキャルピング手法とは
時間がない!忙しい!FXだけにかまけてられない!という時があるんです、僕も。
若干のブラック企業に勤めてるので、たまには少し余裕が欲しい日とかも……お忙しい方ならわかっていただけると思います。
そんな時に、手短にぱぱっとできるFXの手法はないかと考えついた手法です。
スキャルピングなので長時間拘束されることもありませんし、1分足なのでサクッと状況把握もできるので時間がない時や面倒くさがりさんに非常におすすめです。
基本情報
基本情報というか設定や通貨ペアなどの情報についてサクッとお伝えします。
この手法の基本情報
- 時間軸:1分足
- 通貨ペア:ドル円かユーロドル
- レバレッジ:ハイレバレッジ設定
- エントリー:成行のみ
- 決済:成行と逆指値
- 損切り:さっさとやる、安値になったら即効損切り
- ポジション保持期間:3分まで
- インジゲーター:ボリンジャーバンド2σのみ、移動平均線は短期1本
ボリンジャーバンドの表示のさせ方は、デイトレードの記事で書いてるのでそちらから確認してみてください。
やり方
やり方もルールが決まってるのですごく簡単です。
1分足面倒くさがりスキャルピング手法のやり方
- ボリンジャーバンド2σを表示する
- -2σを陰線が抜けて、陽線でも抜けて、次が上昇したら(回復=陽線になったら)買いポジションを持つ
- 3分内で絶対に終わらせること!
3分待っていい感じに利益が出なさそうならポジションを解消する
陰線が抜けて、陽線が抜けたとしても次が陽線になるとは限らないので、抜けた陽線の後に陽線が出たら=上昇したら買いポジションを持つとそこから利益を得られる確率が上がります。
(勝てる確率が上がります)
なので、陽線が-2σを抜けたタイミングではなく、その次の陽線を狙っていきましょう。
ボリンジャーバンド2σを使う理由
ボリンジャーバンドの2σはチャートが95.5%の確率で収まると言われています。
3σまで表示してしまうと、ポジションを持つまでかなり待たないといけないですが、2σに触れるということは割とあります。
-2σに触れたタイミングでの利幅を狙っていくために2σを選びました。
ちなみに、下記がボリンジャーバンドの確率です。
標準偏差 | 確率 |
---|---|
+1σ〜-1σの間 | 約68.3% |
+2σ〜-2σの間 | 約95.5% |
+3σ〜-3σの間 | 約99.7% |
この手法の実践
やり方を見て、あ、なるほどと思った方はFX初心者ではないと踏んでいます笑
なるほどと感じた方はぜひチャレンジしてみてください。
この項目では「1分足面倒くさがりスキャルピング手法」を実際のチャートを使いながら説明していきます。
まずはチャートの設定から
MT4にログインして、自分が使う通貨ペアのチャートを開きましょう。
今回はユーロドルにします。
時間軸は1分足にして、移動平均線は短期で設定してください。
※移動平均線、慣れるまではなくてもいいですが分析的にはあった方がわかりやすいと思います。
次にボリンジャーバンドの設定をします。
期間は24で偏差は2にしましょう!
するとチャート上にボリンジャーバンドが表示されます。
これで設定は完了です。
どのタイミングで買いポジションを持って決済をするか
どのタイミングで買いポジション(ロング)を持つかというと、最初にやり方で説明した通り、-2σを陰線が抜けて、陽線でも抜けて、次が上昇したら(回復=陽線になったら)です。
そうは言ってもFX初心者だったらわからないと思うので、実際のチャートで見ていきましょう。
パターン1
↑の画像では陰線が-2σに触れた後も陰線が続きましたが、その後陽線が出たので買いシグナルになりました。
その後陽線が出たので買いポジションを保持。
保持してから2分後にいい感じでミドルバンドに到達したので決済します。
※ボリンジャーバンドの真ん中の線をミドルバンドと言います。
パターン2
↑では短期移動平均線も表示してみました。
このチャートでは-2σに陰線が触れてすぐに陽線が出ています。
その後すぐに陽線が出たので書いポジションです。
チャート的には3分後も伸びそうな感じではありますが、ルールは3分なので3分後に決済。
ミドルバンドを抜けて2σに触れてるタイミングでの決済なのでいい感じですよね。
パターン3
↑の画像では陰線が-2σに触れてからさらに2回陰線が続きましたが、その後陽線が発生。
次も陽線が出たので買い注文です。
ただ、ボリンジャーバンド的にも移動平均線的にもあまり良い状況ではないので、1分で決済となります。
(↑のチャートからもわかるように、分析すると下がっていくチャートです)
どのタイミングでポジションを解消するか
ここでポジションを持つ!と決めても、3分で良いチャートが生まれるとは限りません。
どんなタイミングでポジションを解消するかもお伝えしておきます。
パターン1
↑の画像では、買いシグナルが出て陽線が出た後に買いポジション。
その後値動きもあまりせず、3分経ったタイミングでポジションを解消します。
チャート的にも買うシグナルを見つつ、ボリンジャーバンドや移動平均線のこと、ローソク足の状況から見てもそもそもポジションを持つのにはあまりよくない状態だったというのがわかります。
また、3分待ちましたが、2分後の陰線で買いポジションの安値を割っているのでそのタイミングで損切りをした方がよかったと考えられます。
シグナルが出ても安易にポジションを持つのではなく、テクニカル分析も一緒にして判断していきましょう!
パターン2
パターン2では、シグナルが出て買いポジションを保持したものの、買った時の安値を1分後には割っているのですぐに損切りをしました。
(損切りも一応ポジション解消の仲間です)
冷静にこのチャートを分析してみましょう。
ボリンジャーバンド-2σの前に大陰線があります。
さらにボリンジャーバンドや移動平均線もシグナルが出てその後の陽線が出た時には下降しています。
(その他にも色々NGな理由があります)
とはいえ、3分目一杯使って損をするよりは、さっさと損切りをすることは良いことなので、潔さが大事だということもこのチャートから学んでもらえたら嬉しいです。
パターン3
↑の画像の場合は、シグナルが出た後に陽線が出て買いポジションを持ったものの、2分待ったら下降していくことがわかったためポジションを解消するといった例です。
これも、ボリンジャーバンドや移動平均線的には下がっている状況ですし、あまり利幅が狙えないようなチャートです。
とにかく実践してみて欲しい
今回紹介した「1分足面倒くさがりスキャルピング手法」は、ある程度チャートが読めれば、結構勝率の高いトレード手法です。
正直な話し、FX初心者の場合は移動平均線とローソク足とボリンジャーバンドが読み取れれば、これまで紹介したパターンはどこで買ってどこで売るのかがわかるはずです。
ただ、これが実践するとなると、自分の感情に左右されて冷静に見られなかったり、経験不足で損切りや解消することが多かったりすると思います。
実践あるのみで、経験するとパターンがどんどん見えてきて勝率も上がってきますので、ぜひ時間がない忙しい方やコツコツやるのが面倒だなと感じる方はやってみてくださいね!
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僕も実際使っていて、借金があった状況から抜け出せました。

