FXにはレンジ相場とトレンド相場の2種類の相場があります(広義の意味で)。
相場が違うと見方やトレードする方法が違ってくるため、FXをしていくなら覚えておく必要がある相場です。
この記事ではレンジ相場の基本的な見方とポイントなど、基礎知識をお伝えしていきます。

レンジ相場とは

レンジ相場とは、横ばいになった値動きが少ない相場状態のことを言います。
決まった範囲のことをRange(レンジ)と言うのですが、そこから名前が付いています。
(ボックス相場や持ち合い相場とも呼ばれています)

レンジ相場が生まれる3つの理由

レンジ相場が生まれるのには大きく3つの理由が挙げられます。

投資家の心理状態が反映される

1つ目は、チャートは投資家の心理状態が働くということを何度もこのブログでお伝えしてきていますが、投資家がこれからどのように投資していくかを悩んでいるからです。
迷ったり警戒したりしてるんですね。

経済・株価を動かすような要素が少ないとき

2つ目が、経済を動かすようなファンダメンタルズ要素が少ないときに起きます。
FXは国・通貨に投資をしているわけですから、先行きが分からない・判断しにくい状況で投資していくことは少なくなります。すると横ばいのレンジ相場が生まれていきます。

次のトレンドに向けて休んでいる

3つ目が、これから上昇トレンド・下降トレンドに向かうにあたってエネルギー(資金)をためている・休んでいる状況であるということです。
上昇トレンドや下降トレンドでは大きくお金が動きます。
そこに力を使いたいため、一旦休みを入れるのです。

レンジ相場とトレンド相場との違い

レンジ相場とトレンド相場の違いもこの記事でわかるようになりましょう。
※レンジ相場もトレンド相場の一部ですが、今回は違うものとして話しています。

チャートには、上昇トレンド・下降トレンド・レンジの3つがあります。
それぞれを見分けられるようになるのがFXではMUSTです。
なぜならこれがわからなければ、トレードの仕方もわからないのと一緒だからです。
表にしたので、それぞれ確認してみてください。

編集
名前 相場 チャート 画像
上昇トレンド トレンド相場 左下から右上に上昇している
下降トレンド トレンド相場 左上から右下に下降している
レンジ(ボックストレンド) レンジ相場 値動きが少なく均衡している

レンジ相場になりやすい時間帯がある

基本的にチャートの多くを占めるレンジ相場ですが、レンジ相場になりやすい時間帯があります。
相場が大きく動きやすい時間帯はニューヨーク時間とロンドン時間(欧州時間)などです。
これは通貨の流通量が多くなるため、値動きしやすくなるんです。

反対に通貨の流通量や取引が少ない時間帯はレンジ相場になりやすい時間帯になります。
特に僕たちに関係が深い東京時間(日本時間)はレンジ相場になりやすい時間帯です。

つまり何時くらいかというと、9時〜15時の間です。
この時間帯はレンジ相場になりやすいと覚えておくと良いでしょう。

基本の取引方法

レンジ相場の基本的な取引方法は逆張りです。
逆張りとは値動きの方向とは逆のポジションを持つことです。
例えば、値上がりしている時に売りポジションを持ったり、値下がりしている時に買いポジションを持ったりします。

後述しますが、レンジ相場は必ずブレイクするため、逆張りでエントリーすればいつかブレイクした時に利益を生み出しやすくなります。
そのためレンジ相場では逆張りを使うのです。

レンジ相場3つのポイント

レンジ相場の覚えておきたいことが4つあります。
むしろこの3つのことを意識できるとレンジ相場を見やすくなり、トレードをしやすくなるでしょう。

7〜8割はレンジ相場

実は相場は7〜8割がレンジ相場と言われています。
レンジ相場はトレンド相場に入る前の状態、休息期間でもあります。
つまり、トレンド相場が発生するだけ、レンジ相場が形成されていると言ってもおかしくはないのです。

実際のチャートを見てみましょう。
上昇トレンドや下降トレンドに入る前はレンジ相場が形成されています。

レンジ相場の時は他の時よりも予測・分析が大切

レンジ相場の時は、上昇トレンドや下降トレンドよりも難易度が上がります。
拮抗している状況の中で利益を得ていこうと思ったら、トレンド相場の知識に加えてトレンド相場の知識や技術が必要になるからです。

予測や分析の仕方はレンジ相場の種類とトレードの仕方で詳しく説明していく予定です。
もう少しお待ちください。

レンジ相場は必ずブレイク・他のトレンドになる

レンジ相場は必ずブレイクして他のトレンドになります。
レンジ相場→(ブレイク)→トレンド相場→レンジ相場……を繰り返して行くんですね。

レンジ相場よりもトレンド相場の方がわかりやすく、利益も上げやすいので多くの人がトレンド相場を利用してトレードしています。
FX初心者の間もできるだけトレンド相場で取引をした方が良いです。

レンジ相場の見方

レンジ相場は均衡して値動きが少ない状況なので、レンジ相場自体を判断するのは非常に簡単です。
しかし、その中で利益をあげようと思ったり、ブレイクを見極めて行くことは練習が必要になってきます。

この項目では簡単なレンジ相場の見方についてお伝えしますので、トレードの仕方やレンジ相場の種類については別の記事で詳しく説明していきます。

レンジ相場のチャート

レンジ相場を見ていく時は水平線を2本引いて見ていきます。
同じような価格を行ったり来たりするため、上昇トレンドや下降トレンドのような斜めの線にはならないからです。

高値で引いた線を抵抗線(トレンドライン)、安値で引いた線を支持線(レジスタンスライン)として考えていきます。

ブレイクは見せかけでダマシの時がある

レンジ相場で言うダマシとは、ブレイクすると見せかけてブレイクしない状態のことを言います。
つまりレンジ相場が継続するんですね。意外と多いので注意が必要です。

詳しくはレンジ相場のトレードの仕方でお伝えしていきますが、例えば水平線にローソク足が近づいていけばそれだけ取引する人が増えます。
一時的にラインを割ったり超えたりすることでブレイクするように見えることもあれば、それはそれは僕たちで考えられないような巨額の投資ができる投資家たちがふるいにかけるために投資をしてダマシを作ることなどがあります。

他にもダマシの理由はありますが、レンジ相場をしっかり見ることができるようになるには、ブレイクのダマシをある程度見極められるようになる必要があります。

レンジ相場の時は他の時間軸も確認する

トレンド相場は1つか2つの時間軸を見た方が良いと言われていますが、正直見なくてもトレードできることが多いです。
しかしレンジ相場の時は他の時間軸も確認してください。

日足や1時間足でレンジ相場を形成していても、1分・5分など他の時間軸の場合はトレンド相場になっている場合があります。
レンジ相場でトレードするよりも、他の時間軸で値動きがあるのであれば、その時間軸で取引をした方がトレードしやすいです。

また、レンジ相場の時間軸を見つつ、見ている時間軸に近い時間軸を見ながらレンジ相場の継続・ブレイクなどの予測がしやすくなっていきます。

まずは基本をしっかり覚えよう

今回はレンジ相場の基本についてお伝えしました。
トレンド相場とは違って、少し難易度が高いため具体的な取引方法やレンジ相場の種類については記事を分けて紹介したいと思っています。

そのためにもまずは今回お伝えした基本をしっかりと覚えつつ、トレンド相場でFXの取引に慣れて欲しいと考えています。

まだFXの口座を持っていない人は、開設するところから始めましょう。
もしすでにFXの口座を持っているのであれば、チャートをたくさん見て、たくさん取引をしてトレンド相場での取引にある程度慣れておいてくださいね。
それではまた別の記事でお会いしましょう。

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