こんにちは。
今回はCFD投資で人気のあるNYダウを初心者が取り扱うべきか、取り扱っても良いかという話しをしていきたいと思います。
CFDの基本については以下の記事でも紹介しているので、「CFDとは?」という方はご覧ください。
NYダウとは?
NYダウとはアメリカの代表的な株価指数で、正式名称は「ダウ工業株30種平均」と言います。
この株価指数はS&P ダウ・ジョーンズ・インデックスというインデックスプロバイダーが発表しています。
ダウ公共株15種やダウ郵送株20種平均、ダウ工業株30種平均など様々な種類がありますが、特段人気で有名なのが、今回紹介しているダウ工業株30種平均、通称NYダウ(ダウ平均)です。
工業株?
と思うかもしれませんが、確かに公表された当初はアメリカの産業で主要だった工業や鉄道、鉄工業などの株価平均を扱っていました。
しかし現在はアメリカを代表する上場企業の平均株価で公表しているので、名前だけが残っている感じです。
NYダウの取り扱い銘柄
アメリカを代表する上場企業で公表されているということは、つまりNYダウはアメリカの経済を反映している株価指数だということはお分かりいただけると思います。
時代やタイミングなどによって取り扱い銘柄は違いますが、現在の30銘柄を紹介していきます。
非常に有名な会社が多いので、見たらきっと「おお!」となると思いますよ!
シンボル | 企業名 | 業種 | 上場市場 |
---|---|---|---|
AAPL | アップル | コンピュータ | NASDAQ |
AXP | アメリカン・エキスプレス | 金融 | NYSE |
BA | ボーイング | 航空機 | NYSE |
CAT | キャタピラー | 重機 | NYSE |
CSCO | シスコシステムズ | 情報・通信業 | NASDAQ |
CVX | シェブロン | 石油 | NYSE |
DIS | ウォルト・ディズニー・カンパニー | 娯楽・メディア | NYSE |
DWDP | ダウ・デュポン | 化学 | NYSE |
GS | ゴールドマン・サックス | 金融 | NYSE |
HD | ホームデポ | 小売業 | NYSE |
IBM | アイ・ビー・エム | コンピューター | NYSE |
INTC | インテル | 半導体 | NASDAQ |
JNJ | ジョンソン・エンド・ジョンソン | 医薬品 | NYSE |
JPM | JPモルガン・チェース | 金融 | NYSE |
KO | ザ コカ・コーラ カンパニー | 飲料 | NYSE |
MCD | マクドナルド | 外食 | NYSE |
MMM | スリーエム | 化学 | NYSE |
MRK | メルク | 医薬品 | NYSE |
MSFT | マイクロソフト | ソフトウェア | NASDAQ |
NKE | ナイキ | その他製品 | NYSE |
PFE | ファイザー | 医薬品 | NYSE |
PG | プロクター・アンド・ギャンブル (P&G) | 日用品 | NYSE |
TRV | トラベラーズ | 保険 | NYSE |
UNH | ユナイテッド・ヘルス | 保険 | NYSE |
UTX | ユナイテッド・テクノロジーズ | 航空宇宙・防衛 | NYSE |
V | ヴィザ | その他金融 | NYSE |
VZ | ベライゾン・コミュニケーションズ | 通信 | NYSE |
WBA | ウォルグリーン・ブーツ・アライアンス | 小売業 | NASDAQ |
WMT | ウォルマート・ストアーズ | 小売業 | NYSE |
XOM | エクソンモービル | 石油 | NYSE |
現在ニューヨーク証券取引所(NYSE)から25社、NASDAQ上場企業から5社が選ばれています。
NYダウが人気の理由
↑でも紹介しましたが、NYダウはアメリカを象徴するかのような優良上場企業ばかりです。
また、固定された企業ではなく、時代のニーズや状況に合わせたアメリカの企業を選定しています。
安心感があり、信頼もでき、よっぽどのことがない限り大事に至らない。
それがNYダウの人気の理由でもあります。
NYダウの今後・予想
NYダウの今後について予想・予測する前に、ここ30年近くのデータを見てみましょう。
ほぼ上り調子です。
短期間で見ると上がり下がりはありますが、長い目で見ると価格は上がってます。
(近年少し伸び悩んではいますが、とは言ってもというレベルです)
アメリカは資本主義社会(世界)の中でも経済大国1位です。
どんどん新しい価値・商品を世界に提供しています。
そういう意味で、今後も資本主義社会であり続ける限りは激しい値崩れを起こすこともないでしょう。
あるとすれば、中国やインドに経済大国1位を抜かれたタイミングで価格変動が起こることくらいでしょうか。
NYダウのCFD
さて、NYダウのCFDについて見ていきましょう。
まずは特徴からお伝えしていきます。
NYダウのCFDの特徴
- 少額から始められる(レバレッジがあるため)
- 手数料が他よりも安い(先物、ETFなどよりも)
- 配当がある
- 長期取引可能
- 取引時間に制限がほぼない
NYダウに限らず、CFD取引全般に言えるメリットです。
CFDの場合は、レバレッジをかけられるため少額から投資可能ですし、手数料が他の投資方法よりも安いことの方が多いです。
(僕がおすすめしてるXMも安いです)
出来るだけ投資以外のコストがかからないことはもちろんですが、まずはNYダウでCFDを始めてみたいという初心者の場合、少額から始められるのは魅力と言えます。
NYダウCFDの難易度
NYダウのCFDの難易度はそこまで高くありません。
なぜなら日本で暮らしている以上、アメリカの情報はある程度入ってきますし、僕たちの生活とも密接に関わっている部分があるからです。
今までなんとなくアメリカの動向などをニュースなどのメディアで得てきたと思います。
それを少し意識して、必要な情報や勉強をしていくだけで十分に利益・資産を得ていきやすい金融商品とも言えます。
また、FXで、ある程度資産を増やした人や、少し慣れてきた初中級者の人が新しい投資先としてCFD投資を始めることも少なくありません。
FXとあまり変わらない部分が多いからなんですね。
僕の友人たちにも、FXに慣れてきた段階でCFDのNYダウを勧めることも多いです。
NYダウはCFD初心者でも扱うべき!
NYダウはCFD初心者でも扱いやすく、わかりやすい金融商品です。
特に先ほどもお伝えしましたが、FXを経験してきた人は特にとっつきやすい投資先でもあります。
アメリカの動向や経済状態については、日本のニュースでも報道されることが多いので、未経験者や初心者でも状況を把握しやすいというのも大きなメリットです。
加えて、NYダウのCFDは少額から始められるというメリットもあります。
手軽さ、わかりやすさという意味でNYダウのCFDは初心者でも扱うことをおすすめします。